「ライフ」、読破してきました
昨夜はココログメンテナンスだったんですね、忘れてました(*_._*)ゞ
昨日はマンガ喫茶がレディースディで半額だったので、ここ最近
とっても気になっていたマンガを読んでまいりました。
それはドラマでも反響を呼んでいる「ライフ」です。今15巻
まで出ているのかな、立ち読みで雑誌の方の話も目を通して
あったのでやっとストーリーの流れがわかってスッキリしました。
前半はやはりいじめ中心でつらい出来事が多いけれど、主人公
歩を信じてくれる人がいた事で彼女自身も強く立ち向かっていく
勇気が持て、次第にクラスでも歩を信じてくれる人が増えてくる、
ざっとこんな流れです。まだ完結していないので、この先はどうなる
ことやら。
100人中99人が自分を信じてくれなくても、ただひとり自分を信じて
くれる人がいるだけでそれがパワーになる。それが多数の自称友達
という人ではなくたったひとりの親友と呼べる人だからなおさらその
絆は強いものになっている。
いじめの張本人愛美は泣き落としやかわいい仕草でクラス中の同情
を買い歩を悪者にする。しかも彼女の父親が社会的にも地位がある
事で教師までもが彼女にだまされる。
愛美は救いようのない性格に描かれている。自分に逆らう者や自分
に不利な発言をする人を徹底的に排除していく。排除された時に
その人たちは自分が歩にしてきた事を振り返り後悔する。
自分がいじめていた事を反対にいじめられる立場になって、やっと
ひどい事だったのだとわかる。それが愛美にはない。自分は悪く
ない、悪いのは自分をむかつかせる相手だと。
うそで塗り固められた言葉は一旦はがれ出すと次々にボロが出て
くる。そしてクラスの全員が味方だと思っていたのに、恐怖政治の
ように自分に逆らえないようにしてきた事で本当に愛美を信じて
いた人がいなかった事に気づく。そして…
「ライフ」のコミックを読んで何でいじめにあっている人の心に
響く作品なのか、やっとわかったような気がしました。孤立して
いる中でも自分を気にかけてくれる人や味方がいれば強く
なれる、そんなメッセージを感じるのでしょうか。
いじめられている事実を大分後になって知る母親に本当は
もっと早くいじめられていると言いたかったけれどそれを伝え
られない気持ちー現実でも親にこそいじめられてる、なんて
言いにくい事ですよね。
”友達”なんて呼べる人、人数よりも質なんでしょうね。お互いに
助け合えたり、他の人が何を言っても信じられる気持ちだったり。
いい大人の私が「ライフ」の主人公歩や未来に大切な事を教えら
れたような気がしました。
ドラマでは歩の北乃きいちゃん、未来役の関めぐみちゃん、
ともに原作同様強い目ヂカラがあります。それがこの先の
困難に立ち向かっていく事でもっと強くなると思いますよ。
★ロングヘアーの黒髪がとっても素敵な関めぐみちゃん(〃∇〃)
彼女の出演した映画「ハチミツとクローバー」と「笑う大天使
(ミカエル)」の感想あります★
★これも学生にはオススメ。同じくいじめをテーマに友情を
描いた映画「問題のない私たち」の感想★
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コメント
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いじめって、いつの時代もあるものですね。前にも書いたことありますが、私も無視されたことあったけど、影で仲良くしてくれた人がいました。その時は、こころ強い見方だと思ったけど、今思えばリーダー格のメンバーの前ではまるで無視されてたんじゃ、同じことだと思います。
私も、無視されてた時は親に恥ずかしくて言えなかったなぁ。
今でも、人に嫌われないようにしようと気をはっている自分は、トラウマをかかえてるのかもしれませんね。
あと、私も『親指さがし』観ましたよ。全然、恐くなかったですよね。
投稿: セシル | 2007年7月25日 (水) 21時08分
こんにちは、セシルさん。
いじめとは違うかもしれないけど、私の言い分を信じてくれた
人の存在が自己否定してしまいそうな所から救ってくれたと
身をもって感じた事があります。
つらい経験を持っているセシルさんもブログではメンタル面で
悩んでいる人にやさしい言葉をかけていますよね、その事で
誰かの力になっていると思います。
私も人を責めるだけじゃなく人にやさしく接したいと思って
いますがなかなか難しいですね。
(私も「親指さがし」の感想読みましたよ~~(^_-)-☆)
投稿: 海 | 2007年7月26日 (木) 15時15分